金属加工学及び実習(教育学部技術教育講座・専門科目,2年後期開講)
本実習では,1年前期の「金属加工学」で学んだ金属の加工や熱処理などを実際に行います.これらの作業を通じて,金属加工に関する理解を深め,基本的な作業方法を身につけることを目的としています.金属の加工方法としては,旋盤による切削,ボール盤による穴開け,機械式丸鋸による切断などの機械加工を実施します.さらに,融点が約230℃と低く,家庭用のガスコンロでも融かすことができるスズを用いた鋳造を行い,小型の器やアクセサリーなどを自作しました.その他,自分たちで切断した鉄鋼に熱処理を施しすことによって金属組織を変化させ,その組織を光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察しました.






砂型を用いたスズ(Sn)の鋳造の様子.その他,厚紙を用いた簡易的な鋳造なども実施しています.

